今回で7回目を迎えた「京都和菓子探訪」。ご来場いただきました皆さま誠にありがとうございました。 ご提供させていただきましたお菓子をご紹介させていただきます。
酒饅頭
御銘「虎屋饅頭」
酒饅頭『虎屋饅頭』は虎屋始まりの菓子。東福寺開山の聖一国師が、博多で托鉢に回っていた際、いつも親切にしてくれた茶屋の主人に中国から持ち帰った饅頭作りの技法を伝え、「お饅頭所」と書いた看板を授け、それが虎屋黒川に今も残っている。
御製とらや
羊羹で有名な老舗の上菓子屋であるが、奈良時代から宮中に納め、平安遷都とともに京都に移ってきたと伝えられる元々は饅頭屋。現在の京都一条店は室町後期に移転。
初午菓子「子ぎつねちゃん」
伏見稲荷の門前菓子「稲荷煎餅」。小麦粉、砂糖、西京味噌、白
ごまの材料だけを使い、生地を入れてから焼き上がりまで約8分。
焼きたての熱々を細かく手作業で調整される。創業当初から作り続けられる「きつねちゃん」と、「子ぎつねちゃん」は2代目考案。
御製元祖稲荷煎餅まつ屋
伏見稲荷大社からすぐ、創業1930年の稲荷煎餅の元祖、
おせんの里松屋。初代からの製法を受け継ぎ、現在では扱いずらいといわれる真鍮の型をつかい、今でもすべて手焼きで製造。
おうす『都の白』詰め蓬莱堂茶舗
厄払い茶『大豆番茶』詰め和ごころ農園以上