第八回 京都和菓子探訪 レポート

今回で8回目を迎えた「京都和菓子探訪」。ご来場いただきました皆さま誠にありがとうございました。 ご提供させていただきましたお菓子をご紹介させていただきます。

金団(きんとん)
梅だより

金団が季節を明確に表すのは、そぼろ餡の色目によって。時折、雪もちらつく早春に美しい芳香を放つ白梅と共に春を告げる紅梅。その艶やかな赤さの中に、雪間の草の緑を配した嘯月さんの春一番の金団。
御製 嘯月

梅づくし
京菓子の花は、京都の季節の語り部であるといわれる。その昔、 都人が見た早春の京都の景色。そこに静かに、鮮やかに、春一番を告げる梅の花を季と行と詞で写した干菓子の数々。 初釜とは異なり、ウグイスや笹の葉と取り合わせる早春の梅いろいろ…。

御製 亀屋伊織

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