ABOUT

翡翠人「森安師裕」

翡翠一筋60年。少年時代、父からおもむろに渡された「石」は妖艶で神秘的な美しさを放っていた。森安はその「石」の虜になり採収に夢中になる。ある日、父から研磨機材をプレゼントされたことがきっかけでその「石」を研磨し、独学でカボションカットのルースを制作。これが彼のファーストプロダクトである。以降「採収」が「仕入」になり、良質な翡翠の原石を求め国内はもちろん、ミャンマー、イギリスなど世界各国を渡り歩く。鉱物である翡翠は判別方法が難しく偽物も多く存在しているが、森安は約20年に渡る世界各国でのバイイング経験により国内でもトップクラスの「翡翠の鑑識眼」をもつようになる。

LOVE

相思相愛

森安の60年のキャリアの大半は「製品」ではなく「作品」づくりに費やした。翡翠を愛するあまり仕入れた原石を我が身から離そうとしない。また作品作りにも一切の妥協がないため、ひとつの作品づくりに膨大な時間と費用をかける。文字通り「翡翠にすべてをつぎ込んだ」生き方だった。ただキャリアも佳境を迎えこの翡翠愛は片想いじゃないかとふと感じ、この神秘的で妖艶なオーラを放つ相手と毎日何時間も語り合い、向き合い、愛し合った。そしてこの相思相愛の二人のお互いの魅力を最大限に発揮できたものが「翡翠人の菓子切り」です。父が息子におもむろに渡した「石」の物語はいままさに「絶頂期」を迎えようとしています。

MESSAGE

伝えたいこと

日本では約5,000年前の縄文時代中期に縄文人が加工を始めたとされる「翡翠」。その美しさは中国では他の宝石より価値が高いとされています。今では「装飾品」として最もポピュラーな石の1つですが、中国古代(前漢) や中南米の王族においてはヒスイの小片を金属糸などでつないだ玉衣で貴人の遺体全体を覆うことが行われていたとされています。つまり「翡翠」とは「生命の再生」のシンボルとして5000年以上経った現在も輝き続けています。 この東洋の神秘「翡翠」がもつ魅力を翡翠人の製品を通じて一人でも多くの人達と出会い、語りあえることが何よりの喜びであり、そんな仲間「翡翠人」を増やしていきたいと考えております。

FACTORY

工房情報

株式会社MitsukiStyle 内

466-0831
愛知県名古屋市昭和区花見通1丁目96

☎︎052-759-5051
午前9時~午後5時(土日定休)

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